「学生金融CSR研究会」(金融機関の社会的責任活動に関する学生研究会)のお誘い
「学生金融CSR研究会」(金融機関の社会的責任活動に関する学生研究会)を、2017年1月5日、金融の公共性研究所の主催する学習研究会として開設いたしました。「金融CSR(Corporate Social Responsibility for Financial Community)」とは金融機関の社会的責任活動の略語で、金融機関が、平和、地球環境、人権、雇用、消費者保護、貧困対策、法令順守・情報公開・地域貢献、社会貢献、国際貢献などの先進的な活動を行うことです。
「学生金融CSR研究会」は、大学卒業後、銀行・証券・保険・その他金融機関に就職を希望する学生さんのための自主的な学習ゼミです。
希望する学生さんは誰でも自由に参加できます。関心がおありの学生さんの積極的なご参加を期待いたします。
「学生金融CSR研究会」の目標は、次の三つです。
第1に、学生さんが、金融CSR(金融機関の社会的責任活動)に関する知識と職務倫理を身に着け、希望のある社会づくりを担う金融人になることを目指します。第2に、学生さんが就職活動において、自分が希望する金融機関の内定を確実に獲得できることを目指します。金融CSRの知識を身につけると就活に有利です。
第3に、以上の目的を果たすために、自主ゼミに参加した学生さんの間での学習・意見交流と金融機関の就活情報の交流と蓄積をすすめます。
「学生金融CSR研究会」は、次の四段階の学習計画にそってすすみます。
第1段階:日本における金融CSR(金融機関の社会的責任活動)の具体的な取り組み事例と課題について学びます。その学習教材として、金融庁が実施した日本における金融CSRの実態調査報告とそれを整理・分類した紀国論文を使います。金融庁の実施した調査は、アンケート方式でほとんどの金融機関に対して行われており、日本における金融CSRの取り組み状況を包括的に明らかにしたものです。これを学ぶことによって、日本における金融CSRの取り組みの、ほぼすべての具体的事例を知ることができます。
第2段階:紀国が勤務した高知大学の専門演習紀国ゼミにおいて、学生が金融機関の金融CSRを調査し自分たちで考えた方法で評価してみた実践成果を学びます。
その学習教材として、学生の取り組みを紀国がまとめた報告書を使います。
第3段階:学生さんが就職を希望する金融機関をふくめ複数の金融機関を選定し、それらの金融機関の金融CSRの取り組み状況をインターネットで調査し、自分が考えた方法で比較評価いたします。
この自主的な作業で、選定した金融機関の金融CSRの取り組み状況と問題点を深く学ぶことができます。
第4段階:就活期をむかえたときに、金融機関の就活情報とそれぞれの就活経験を交流し、おたがいに学びあいます。
「学生金融CSR研究会」はインターネットで交流するゆるやかな自主ゼミです。
学習の進行は、学生さんの在籍する大学での学業やアルバイトなどに差し障りが起きないように、ゆるやかに、ゆっくりと一年から二年ほどの時間をかけてすすめます。研究会への参加と退会はいつでも自由です。興味本位で参加していただいても構いません。面白ければ続け、やる気が無くなったら退会するだけのことです。
インターネットを使うので、在宅しながら空き時間を有効活用し、自分のペースで学習できます。
次の三つのコミュニケーション手段を使って、「紀国による学習指導」、「学生さんによる学習発表と意見交流」、「学生さんによる就活情報と経験交流」を行います。
①当Webサイトの「学生金融CSR研究会」ページにある「学習・意見交流の広場」と「金融機関の就活情報の交流広場」およびそれぞれに設けてある「コメント」送信を使う方法です。
②パソコン・メールを使う方法です。これを用いて添付ファイルの送信も可能になります。
「学生金融CSR研究会」への参加費と参加方法
この研究会への参加費は無料です。ただし学習教材のダウンロード印刷費用と対面学習交流会(ミーティング)に参加する交通費および交流懇談会(コンパ:参加任意)などの費用は各自で負担していただきます。
研究会への参加を希望される学生さんは、当研究所Webサイトの下部に表示されている「お問い合わせ」をクリックし、開いたメール送信画面を使って、参加したい旨、申し込んでください。
氏名、所属大学、回生、住所(〒)、電話番号、Eメールアドレス(携帯とパソコンの両方必須)は忘れないように記入してください。
パソコン・メールアドレスをもっていないときは、インターネットで無料のメールアドレスを取得しておいてください。
Yahoo!メール(http://promo.mail.yahoo.co.jp/)
Outlook.com (前Hotmail)(http://www.microsoft.com/ja-jp/outlook-com)
Gmail(http://mail.google.com/mail/help/intl/ja/about.html)
折り返し、紀国から「学習と意見交流の広場」と「金融機関の就活情報の交流広場」のページを開く際のパスワード、紀国のパソコン・メールアドレスおよび今後の学習手順について連絡いたします。
「就活七つの心得―本命企業から内定を得るために」を
当サイトの「学生金融CSR研究会」ページの枝ページに掲載しました。関心のある方はご覧になってください。
(2017年1月5日執筆)
(2018年1月26日改訂)