金融ユニバーサルデザイン

この「金融ユニバーサルデザイン」ページでは、次に提案する論点について、考えましょう。

みなさんのご意見・ご提案をお待ちしております。

このテーマにご関心があれば、ご自由にご参加ください。
このページの下にある「意見交流の広場」にコメントを書き、送っていただくことができます。

またこのテーマについての有益な情報があれば、同じくその下にある「学習・研究情報の広場」にコメントを書き、送っていただくことができます。



(1)多面的多様性を有する人間が利用する金融(利用者の一般的包括性が高度な公共財)には、どのような制御方法があるでしょうか。

(2)情報がみえる・わかる・知ることを基本とする金融(ソフトウェアー公共財)には、どのような制御方法があるでしょうか。

(3)ある人の行為が他の人の行為と連鎖的に強く・広く結びついている金融(利用者間の結びつきの高度な公共財)には、どのような制御方法があるでしょうか。

(4)利用者相互の信用と信頼によって結びついている金融(弱い公共財)には、どのような制御方法があるでしょうか。

(5)紀国は、上述の金融の公共財としての特性に対しては、ユニバーサルデザインという公共財思想を適用・応用した「金融ユニバーサルデザイン」が必要だと考えますが、どうでしょうか。

(6)ユニバーサルデザイン原則は、ハードウェアー(有形物の利用)を中心として考えられたものですが、ソフトウェアー(情報などの無形物の利用)が中心となる金融に適用・応用するにはどうすればいいでしょうか。

(7)紀国は、試みに、ユニバーサルデザイン原則を機械的に金融に当てはめてみた金融ユニバーサルデザインの検討試案を、意見交流のたたき台として作成してみましたが、どこを削除して、どのようなことを付け加えれば 良いものになるでしょうか。

(8)その他、これらのテーマについて、どのような考え方や検討課題があるでしょうか。


参考までに、このページから枝分かれしたページのトップに、「紀国の作成した試案:金融ユニバーサルデザイン原則」の要点を紹介しました。
(なおこのページには要点を記載するしか余裕はありません。詳細をお知りになりたい方は、拙著『金融の公共性と金融ユニバーサルデザイン』ナカニシヤ出版、の該当箇所をご参照ください。)


                       (2014年3月30日執筆)