『財政学研究』誌第2号、第3号、第4号における国家破産論研究の紹介
『財政学研究』誌第2号、第3号、第4号における国家破産論研究を紹介いたします。
『財政学研究』誌は、京都大学附属図書館の学術情報リポジトリ・KURENAIで公開されていると聞いていたので、インターネットを使って簡単にダウンロードできると思い込んでおりました。
ところが残念なことに、「著作権の確認ができていない」という理由で、下記の掲載論文は除外されておりました。
この学習教材を京都大学の学術ジポジトリでダウンロードしてもらい、その読書会から研究会をスタートしようと意気込んでいたわたしのもくろみは、最初から崩れてしまいました。
今後の対応ですが、執筆者に個別に許可を頂き、紀国が画像として取り込んだ論文を掲載するか、あるいはわたしがその要旨を紹介するか、どうすればいいのか検討中です。
ご迷惑をおかけしたこと、お詫び申し上げます。
以下、研究論文の執筆者と題目だけを紹介させていただきます。
『財政学研究』第2号、1979年6月。
・池上惇「財政危機と国家破産―国家破産論研究の現代的意 義」pp.31~35。
『財政学研究』第3号「特集:財政危機と国家破産(1)」、1980年3月。
・池上惇「特集にあたって―最近の研究動向と古典研究」pp.3~4。
・芦田亘「財政危機論における租税国家と公務労働―西ドイツの財政危機論争から」pp.5~18。
・中谷武雄「アダム・スミスの国家破産論」pp.19~28。
・北村裕明「国家破産理論史上におけるトマス・ペイン―Thomas Paine,The Decline and Fall of the English System of Finance,1976.分析の一視 角―」pp.29~36。
・佐々木雅幸「国家破産と財政社会学―ゴルトシャイトの国家破産論―」pp.37~44。
『財政学研究』第4号「特集:財政危機と国家破産(2)」、1980年10月。
・芦田亘「新自由主義的な国家破産理論の源流―シュムペーターの財政危機論の現代的評価」pp.7~14。
・清水修二「キャピタル・レヴィ論争と国家破産」pp.15~19。
・小淵港「E.ヴォルガの財政危機論」pp.20~25。
(2017年1月1日執筆)